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2013.12.21更新

キシリトールのガムを噛んでいるとむし歯にならない......そんな魔法みたいなCMがたまに今でもありますね。確かに、キシリトールは甘味料の中でむし歯の抑制効果が認められている甘味料です。

しかし、忘れてはならないのは、以下の要素が複雑に絡まり合って、その結果むし歯になるということです。

☑細菌
☑食物
☑歯の状態

さらにむし歯の進行には、時間の要素も必要になってきます。長時間上記の状態が悪いのを放置せずにおくことも重要なのです。

つまり、歯を守るためにはキシリトールを食べていれば大丈夫というわけではなく、基本となることをしっかり守った上で食べることをお勧めしたいです。

☑歯を磨く
☑フッ素塗布で歯を強くする
☑規則正しい食生活

あくまでも、上記のことをしっかり守っていくことが、予防歯科の基本と言えるでしょう。

なお、高濃度のキシリトールガムを食べる場合、1日5粒程度を摂取することを目安に考えるとよいと言われています。また、効果を実感できるまではおおよそ3ヵ月ほど持続させる必要がある、とも言われています。

ブラッシングもキシリトールも、予防歯科は継続することがとても大切です。むし歯がない方も、予防のため、PMTCを受けに、定期的に歯科を訪れるようにしましょう。

投稿者: かきぬま歯科クリニック

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