歯周病と全身疾患〜糖尿病〜
2014.06.11更新
こんにちは、
歯科衛生士のYです。
歯周病は様々な全身疾患と関わっていることが次々と明らかになっています。
今回はその中から「糖尿病」への影響についてお伝えします。
〜歯周病菌の死がいが出す「内毒素」が悪化の一因に〜
糖尿病の人が歯周病を発症する確率は、健康な人に比べてはるかに高いという結果がでています。最近では、歯周病が糖尿病を悪化させる事もわかってきました。
歯周病菌が、腫れた歯肉から血管内に侵入
↓
血管に入った歯周病菌は、体内で死滅
↓
歯周病菌の死がいから内毒素が出る
↓
血糖値を下げる ホルモン(インスリン)の働きを邪魔する ↓
血管内で内毒素が暴れる
糖尿病は血糖値が上がる病気ですが、歯周病はそれを促進させます。
相互に影響を及ぼし合っているからこそ、並行して治療・予防をする事が大切ですね。
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